同棲を機に転職するのはあり?確認しておくべき4つのポイントと体験談まとめ

仕事 やめたい

パートナーとの同棲を考えているものの「自分が転職する必要がある」と言う方も多いのではないでしょうか。

大好きなパートナーと一緒に暮らすことは楽しみでも金銭的な不安や、今の会社を退職して、同棲先から近い企業への転職もうまくいくか不安になりますよね。

同棲を機に転職する点で気になる点として「同棲を理由に退職・転職してもいいのか」「同棲を機に転職した人の体験談」「同棲にかかる具体的な費用や一緒に住むことで生じる問題」があると思います。

そこで本記事では、

  • 同棲を機に転職する際に確認しておきたい4つのポイント
  • 同棲を理由に転職する際の3つのポイント
  • 同棲を機に転職した人の体験談まとめ

これらを解説します。

これからパートナーの同棲を考えている方は本記事を読むことで同棲に合わせた転職活動をスムーズに行えるはずです。

同棲を機に転職してもいいの?確認しておきたい4つのポイント

同棲を機に転職を考える人は少なくありません。人間関係に不満がある、先を見据えたキャリアチェンジをしたい、給料のいい職場に、など理由は様々です。

単純に彼と一緒にいたいから、同棲する場所から職場が遠いからといった理由で転職を考える人もいるでしょう。

しかし、同棲がきっかけで転職をする場合、盛り上がった気持ちのまま何も考えずに転職するのは危険です。

ここでは、同棲と転職が失敗して後悔しないために確認しておきたい以下の4つを解説します。

  • 自分ばかり負担になっていないか
  • 同棲して転職する前にパートナーとのお試し同棲をしてみる
  • 自分だけのスペースはあるか
  • 同棲費用はどのように負担するのか

自分ばかり負担になっていないか

同棲も転職も、パートナーのどちらかだけが負担を感じるようになっていませんか?

同棲も転職もとなると、新しい職場の人間関係、新しい仕事、生活環境に慣れるまで大きなストレスがかかるということも考えないといけません。

どちらかの仕事や生活環境を優先していれば、もう片方だけがまた引っ越しして転職しなければならない負担を負うことになるからです。

仕事や住環境だけでなく、洗濯や掃除、料理といった家事をはじめ、家賃や光熱費、食費といったお金の負担の割り合いなどを決めておく必要があります。

家事は女性側だけが負担するものと考える方も多く、手伝ってもらえないことがほとんどです。どちらか一方だけが負担にならないように話し合いましょう。

同棲して転職する前にパートナーとのお試し同棲をしてみる

本格的に同棲を始める前にお試し同棲をすることをおすすめします。

同棲してみると私生活で見えなかった部分が見えてきます。特に以下の点には注意してチェックしておきましょう。

  • 寝起きの時間などの生活パターン
  • お風呂の入り方
  • トイレの使い方
  • 趣味の時間の過ごし方など

その他一緒に暮らしていく上で譲れないところ、重要視しているところなど、一度よく考えてみましょう。

いきなり同棲・転職をする前に、まずは週末などお互いに相談した日に定期的にお泊りをしてみたり、マンスリーマンションなどで期間を決めて一緒に暮らしてみるというのも有効です。生活スタイルが我慢できないほど合わないと、後々それがストレスになってしまいます。

自分だけのスペースはあるか

同棲する際、パートナーの住んでいるところに引っ越すというパターンも多く、その場合もともと住んでいるパートナーの個人の部屋はあっても、自分の部屋がないというケースがあります。

一人暮らしが長い人は、自分一人で過ごすことに慣れているので、自分だけのスペースというのがないとかなりストレスになります。

今はリモートワークの人も多く、普段は会社勤めでも副業を在宅でしている人も多い時代です。大切な邪魔されたくない趣味もあるでしょう。

個別に部屋を作ると同棲というよりもルームシェアのようになってしまうという心配はあるかもしれません。ですが、同棲というのは数日だけのことではなくこれからずっと続く毎日のことです。ですので、「一人の時間が欲しい」と考える人はどんな部屋にしたいかを必ず相談しておきましょう。

同棲費用はどのように負担するのか

同棲することになったらまず決めておきたいのが、同棲にかかる費用はどのように負担するのかということです。

相手の住んでいるところに引っ越すとしても、新しく部屋を借りるとしても家賃は発生します。完全に折半にするのか、収入に応じて割合を変えるのかを決めておく必要があります、。

同棲をする場合の家賃は部屋数や坪数も大きいですから、都市部で月12万円、地方で9万円ほどかかります。

どういう暮らしをしたいかによって必要な間取りも変わります。

憧れだけで決めずに、無理のない範囲の家賃に抑えることも大事です。

家賃だけでなく水道光熱費や雑費、食費なども、どちらがどれだけ負担するのか、後々ストレスや揉め事にならないためにも話し合いましょう。その過程で、同棲しても大丈夫な相手なのかも確認できます。

同棲を理由に転職する際の3つのポイント

同棲を理由に転職する場合、気をつけておきたいポイントが3つあります。同棲をする一番の理由は人それぞれかもしれませんが、「少しでも長くパートナーと一緒に過ごしたい」ということは共通しているのではないでしょうか。

退職・転職の理由に同棲と言ってしまっていいのか、同棲と転職を同時にしてもいいのか、相手に結婚の意思があるのかどうかといった点について解説します。

せっかくの同棲の機会ですから、相手をきちんと見極めて、自分ばかりが負担を追わなくてもいいようにポイントを押さえておきましょう。

転職・退職理由に「同棲するから」は絶対に言わない

同棲をきっかけに転職・退職する場合、面接時の転職理由を聞かれた際に「同棲するから」という理由は絶対に言わないようにしましょう。

男性の場合は特に問題にはなりませんが、女性の場合は「すぐに結婚して辞めるのでは?」「そんな理由で転職するなら、引越しのたびに転職するのでは?」などと思われてしまい、採用されにくいからです。

おすすめの転職理由は以下の通りです。

  • キャリアチェンジを考えていた
  • 実家から近いし、地元で働きたいと思っていた
  • この街が好きで、いつかはここで働きたいと思っていた
  • 昔からこの街で働きたかった

同棲がきっかけではあるけど、あくまでも上記の理由が先にあっての転職だということを伝えましょう。

同棲と転職のタイミングは「同棲に慣れてから」がベスト

同棲と転職のタイミングを選べるなら、「同棲に慣れてから」がベストです。

引越しというのは思いの外やることが多いものです。家具の設置はもちろん、自分の荷物の整理、クレジットカードや免許証、その他諸々の個人情報の変更をしなくてはなりません。ネットで手続きできるものもありますが、直接出向いて変更手続きをしないといけないものもあります。

また、履歴書に記載している住所と引越し先の住所が違うと、「なんで住所が違うの?」と突っ込まれることにもなってしまいます。

住む場所のトラブルに遭遇することも考えておきたいことのひとつです。パートナーの家に引っ越す場合、賃貸なら同棲が可能かどうかを確認し、新しく借りる場合は、二人で条件をすり合わせておくことが後々揉めないためのポイントです。

同棲で転職をする際は相手に「結婚する意思があるか」を確認しておく

同棲をして転職をするという話が出た時には、相手に「結婚する意思があるかどうか」を確認しておくことが大切です。

同棲のために転職したのに分かれてしまったら「転職した側」が不利になってしまいます。

すぐに別れてしまうと、同棲のために行った転職や引越しの労力がすべて無駄になってしまう上、また転職と引越しをしないといけない可能性もあるのです。

また、結婚の意思があるのとないのとでは、同棲中の過ごし方も見るべきところも変わってきます。お金の負担の割合や家事分担などはわかりやすく揉めることが多いところです。

結婚をしたらしたで変わることもありますが、同棲中に決めたルールが守れない人は、だいたい結婚後にもルールは守れません。

馴れ合いにならないためにも、同棲解消の条件や同棲期間を決めておくこともおすすめです。

同棲を機に転職した人の体験談まとめ

同棲を機に転職した人は必ずしも「やってよかった」と感じる人だけではありません。

中には、「同棲して転職したもののすぐに別れてしまった」「同棲後に転職先がなかなか決まらず困っている」など、同棲が引き金となって転職に問題が起きた人もいます。

結婚を見据えているのであれば同棲を機に転職するのはありです。しかし、好きだからと言う気持ち、かつ付き合って日にちが浅いにも関わらず同棲と転職を行うのはリスクがあるかもしれません。

とはいえ「愛の力でどうにかなる」と言う方もおられると思います。
できるだけ同棲・転職で別れたり、転職先が見つからない、などの問題を回避するためには以下を事前に試しておきましょう。

  • プチ同棲をしてみる
  • 同棲時のお金配分を先に決めておく
  • 転職先を先に見つけておく

同棲に何の心配もない方は転職先を見つけるのに注意したほうがいいです。

転職をする際には企業のリサーチや面接時の対策など、あらゆるサポートを無料で受けられる「転職エージェント」の利用はマストです。使わないと損レベルです。

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まとめ

「同棲をしたいから転職をする」と言うのは簡単ですが、実際実行に移すには結構な時間も労力も必要になってきます。

事前に考えておかなければならないことも、相談することも山積みです。早く一緒に暮らしたいからと言って事前の準備を怠ると、後悔したり無駄になってしまったりすることにもなりかねません。

面倒でも準備はしっかりとしましょう。

そして、同棲と共に転職をする際には、押さえておきたいポイントやどうしても譲れない条件などを考えることを忘れずに、後悔のない同棲・転職をしてください。

目先の楽しさではなく、きちんと結婚を見据えた有意義な選択になるといいですね。

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